5月5日はこどもの日。日本の春の風物詩として欠かせない「こいのぼり」は、子どもたちの健やかな成長を願うシンボルです。そんなこいのぼりをテーマにしたクラフトプリントを、知育や介護の現場で役立つようにご用意しました。今回は、年齢や能力に合わせて楽しめる3段階の難易度のこいのぼりプリントをご紹介します。
こいのぼりクラフトが知育・介護におすすめな理由
こいのぼり作りは、ただの工作遊びではありません。知育や介護の現場では、以下のような効果があります。
- 指先の運動になる
ハサミで切ったり、のりで貼ったりする作業は、手指のリハビリや巧緻性(細かい動きの調整力)の向上に役立ちます。 - 集中力や注意力が高まる
どこに貼ろうか、どの色を使おうかと考える過程で、集中力や創造力が刺激されます。 - 達成感を得られる
完成したこいのぼりを飾ることで、「自分でできた!」という満足感を感じられ、自己肯定感が高まります。 - コミュニケーションのきっかけになる
「どの色にしよう?」「ここの模様はどうする?」などのやりとりが自然と生まれ、会話の促進にもなります。 - オリジナリティーを大切にできる
プリントにクレヨンや色鉛筆、マジックなどで模様を書き込むことで、オリジナルのこいのぼりを作成することが出来ます。
難易度別こいのぼりプリントのご紹介
今回のプリントは、以下の3段階で用意しています。

① 山折りだけで完成!超簡単こいのぼり
最も簡単なタイプは、山折りするだけで形になるこいのぼりです。そのまま二つ折りでも完成しますのではさみやのりを使わなくても簡単です。ハサミが使える場合は、尻尾の切り取り線で切って、余白を切るだけで、一気にこいのぼりらしくなりますよ!作業が苦手な方でも無理なく参加でき、「できた!」の喜びを体験できます。
② うろこを切って貼る、ちょっと挑戦クラフト
次の段階では、うろこのパーツを切り取り、こいのぼり本体に貼っていきます。貼る場所や向きを考える過程は、指先の運動だけでなく認知機能のトレーニングにもなります。保育園や学童、高齢者施設のレクリエーションで、スタッフと一緒に作業するのもおすすめです。こいのぼりの本体と、目が印刷されたプリントにうろこのプリントを切り取って貼ってみてください!

③ 目・口・模様・うろこを貼る本格派クラフト
最も細かい作業が必要な本格派のこいのぼり。目や口、黄色い模様、うろこを1枚ずつ貼り付けていくので、達成感は格別です。介護施設では、手助けが必要な方には職員が一緒に作業し、完成後に全員で鑑賞会を開くのも良いですね。

完成したこいのぼりは、クレヨンや色鉛筆で模様を描いたり、絵を描いたりすることでさらにオリジナリティーが出ると思います!みんなで作って素敵なこいのぼりを完成させましょう!
📥 無料ダウンロードのご案内
当サイトでは、この3段階のこいのぼりクラフトプリントを無料で配布しています。PDF形式なので、A4用紙に印刷してすぐに使えます。カラーも青、緑、赤を用意していますので、お好みの物をダウウンロードしてください!
✨ まとめ
こいのぼりクラフトは、知育や介護レクリエーションに最適な素材です。年齢や能力に合わせた3段階のプリントを活用することで、だれでも楽しく季節の行事を楽しめます。ぜひ、この機会にご家庭や施設、教室などでお役立てください。みなさんが笑顔で過ごせる、素敵なこどもの日になりますように。