今回ご紹介する9月の塗り絵は「稲穂と彼岸花、おじいさんが散歩している風景」の塗り絵です。実りの秋を感じさせる稲と、田んぼのふちに咲く赤い彼岸花。懐かしい農村の景色が広がり、利用者さんとの会話や思い出話のきっかけにぴったりです。
活用例
- デイサービスや病棟でのレクリエーション活動
- 稲刈りや秋の風景にまつわる回想法の導入
- 色鉛筆やクレヨンを使った手指の運動リハビリ
- 季節の話題から利用者さん同士の会話の広がり
声掛けの工夫
- 「子供のころ田んぼは近くにありましたか?」
- 「お米の刈り入れの時期は皆さん一家総出でたいへんでしたよね」
声掛けをすることで、塗る楽しさだけでなく思い出を語る場にもつながります。
豆知識で会話を広げよう
- 彼岸花は「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれ、お彼岸の頃に咲くことからこの名がつきました。
- 稲と彼岸花は昔からセットで見られる風景で、彼岸花の根には毒があり、田畑のモグラ避けとして植えられたという説もあります。
豆知識で患者さんや・利用者さんとコミュニケーションのきっかけにしてみてください!

まとめ
稲穂と彼岸花の塗り絵は、秋の雰囲気を味わいながら会話を広げられる素材です。介護現場でのレクリエーションや回想法にぜひ活用してみてください。職員の皆さんの工夫一つで、塗り絵が「楽しい交流の時間」に変わりますよ。
塗り絵にはトンボ色鉛筆がおすすめ!

トンボ色鉛筆(Tombow)は日本らしい繊細な色味や、やわらかめのトーンが豊富で重ね塗りもしやすいので、介護レクで行う高齢者から、少しこだわって塗りたい方までおススメです!
※この素材は、病院、施設、保育園、幼稚園、ご家庭などで自由に使用することが出来ます。ただし、この素材の改変・再配布は禁止されています。ご利用の前に[利用規約]をご確認ください。また、名入れ、病院名入れ、施設名入れご希望の際は[お問い合わせ]よりご連絡ください。